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五濁
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ごじょく
ふりがな文庫
“
五濁
(
ごじょく
)” の例文
山の麓から四方へひろがって、青空の雲につゞいて居るあの廣い/\大地、———あの大地こそは、経文のうちにまざ/\と描かれて居る
五濁
(
ごじょく
)
の世界であると云う。
二人の稚児
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
「源大納言さんの八講に行ったのです。たいへんな準備でね、この世の浄土のように法要の場所はできていましたよ。音楽も舞楽もたいしたものでしたよ。あの方はきっと仏様の
化身
(
けしん
)
だろう、
五濁
(
ごじょく
)
の世にどうして生まれておいでになったろう」
源氏物語:15 蓬生
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
五
常用漢字
小1
部首:⼆
4画
濁
常用漢字
中学
部首:⽔
16画
“五濁”で始まる語句
五濁五悪
五濁悪世
五濁深重