“二挺鼓”の読み方と例文
読み方割合
にちょうつづみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真っ暗な枯れ田の上を雁がいて通った。ここらへ来ると、夜風が真っ北から吹きおろして来て、次郎左衛門はふるえあがるほど寒くなった。つい目の前の廓では二挺鼓にちょうつづみの音が賑やかにきこえた。
籠釣瓶 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)