“乾分”の読み方と例文
読み方割合
こぶん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
就中(なかんづく)、将棋と腕相撲が公然(おもてむき)の自慢で、実際、誰にも負けなかつた。博奕は近郷での大関株、土地(ところ)よりも隣村に乾分(こぶん)が多かつたさうな。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
不意にムックリと身を動かした乾分(こぶん)の多市が、親分の危急! と一心に掴(つか)み寄せた道中差(どうちゅうざし)、床(とこ)の上から弥助を目がけてさっと突き出す。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私の会つた結婚した女といふのは親分の乾分(こぶん)の一人と結婚したのだが、ヤキモチ焼で亭主にクッつき通して放したがらないから
パンパンガール (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)