久昌寺きゅうしょうじ)” の例文
ゆうべは府外ふがい久昌寺きゅうしょうじに一泊して、牧野惣左衛門まきのそうざえもんはそこで別れ、今朝早く、二人の供をつれて出て来たものであった。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
久昌寺きゅうしょうじできのうあずけた馬を曳き出し、その背をかりて、日もまだ暮れぬうち、太田おおたの里までついた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かれのじんは、死罪とされた無名の白骨にも及び、毎年、久昌寺きゅうしょうじで供養させた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)