“丹塗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
にぬり47.8%
にぬ45.7%
ニヌ6.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこは十じょうほどの平座敷で、上段はなく、三方に丹塗にぬり勾欄こうらんのある廊をまわし、坐ったままひろい展望をたのしむことができた。
なんでも幼い時に一度、この羅生門らしょうもんのような、大きな丹塗にぬりの門の下を、たれかに抱くか、負われかして、通ったという記憶がある。
偸盗 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
目の前に赤々と、丹塗ニヌりに照り輝いて、朝日を反射して居るのは、寺の大門ではないか。さうして、門から、更に中門が見とほされて、此もおなじ丹塗りに、きらめいて居る。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)