トップ
>
両児
>
ふたり
ふりがな文庫
“
両児
(
ふたり
)” の例文
旧字:
兩兒
己
(
おい
)
らのようなものにお頼みなさるんだから、早く
両児
(
ふたり
)
を片付けて上げようと存じまする親切で、直ぐ越佐さんの方へ参りまして
斡旋
(
とりもち
)
を致すと
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
両児
(
ふたり
)
は
嬉々
(
きき
)
として、互いにもつれつ、からみつ、前になりあとになりて、室を
出
(
い
)
で去りしが、やがて「万歳!」「
兄
(
にい
)
さまあたしもよ」と叫ぶ声はるかに聞こえたり。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
瓜二つとは
斯
(
こ
)
ういうのを云うだろうと思われ、其の上
両児
(
ふたり
)
とも左の眼尻にぽッつり
黒痣
(
ほくろ
)
が寸分違わぬ所にあります。
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
この黒痣があるものは何うも末が
好
(
よ
)
くないと仰しゃる方もあり、親が子の行末を案じるは人情
左様
(
そう
)
ありそうな事で、お若はそんなこんなで大層
両児
(
ふたり
)
を可愛がりますから
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
両
常用漢字
小3
部首:⼀
6画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“両”で始まる語句
両
両親
両人
両手
両方
両肱
両側
両国
両眼
両掌