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上戸
ふりがな文庫
“上戸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じょうご
81.3%
じやうご
12.5%
あがと
2.1%
うえど
2.1%
じやうこ
2.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じょうご
(逆引き)
貶
(
おと
)
すその評判の
塩梅
(
あんばい
)
たる
上戸
(
じょうご
)
の酒を称し下戸の
牡丹餅
(
ぼたもち
)
をもてはやすに異ならず淡味家はアライを可とし濃味家は口取を佳とす共に真味を
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
上戸(じょうご)の例文をもっと
(39作品)
見る
じやうご
(逆引き)
周子の云つた通り、此奴は若しかすると泣き
上戸
(
じやうご
)
とかいふ病ひかも知れないぞ——彼は、さう思つた。(十二年五月)
熱海へ
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
上戸(じやうご)の例文をもっと
(6作品)
見る
あがと
(逆引き)
子ガニは水コガのなかにはいり、臼は
上戸
(
あがと
)
の上梁に上り、ベゴの糞は上戸に、クリの毬は横座に、トチの実は炉の
火戸
(
ほど
)
に潜んでいた。
東奥異聞
(新字新仮名)
/
佐々木喜善
(著)
上戸(あがと)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
うえど
(逆引き)
能登の
上戸
(
うえど
)
の
高照寺
(
こうしょうじ
)
という寺の前に、古くは能登の一本木ともいわれた大木の杉がありました。これは八百年も長命をしたという若狭の
白比丘尼
(
しろびくに
)
の、昼餉の箸でありました。
日本の伝説
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
上戸(うえど)の例文をもっと
(1作品)
見る
じやうこ
(逆引き)
「
上戸
(
じやうこ
)
も死ねば下戸も死ぬ
風邪
(
かぜ
)
」で、毒酒の
美
(
うま
)
さに跡引上戸となつた将門も
大酔淋漓
(
たいすゐりんり
)
で
島広山
(
しまひろやま
)
に打倒れゝば、「番茶に
笑
(
ゑ
)
んで世を軽う視る」といつた調子の
洒落
(
しや
)
れた将平も
何様
(
どう
)
なつたか分らない。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
上戸(じやうこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“上戸”の意味
《名詞》
上戸(じょうこ、じょうご)
(じょうこ)律令制における四等戸(大戸、上戸、中戸、下戸)のうち第二等級。
(じょうご)酒が飲める人のこと。
(出典:Wiktionary)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“上戸”で始まる語句
上戸下戸
検索の候補
寢上戸
泣上戸
三盃上戸
上戸下戸
後引上戸
盗人上戸
上総戸
上高井戸
納戸献上
戸籍上
“上戸”のふりがなが多い著者
三遊亭金馬
高見順
イワン・ツルゲーネフ
押川春浪
平出修
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
河上肇
長谷川伸
矢田津世子
二葉亭四迷