“万惣”の読み方と例文
読み方割合
まんそう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
万惣まんそうの果物店で、西瓜すいかがまっかに眼にしみる。私は駅の入口に立って白いハンカチを持って立っている事になっている。どんな男が肩を叩くのかは知らない。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
万惣まんそうの果物をかぞえる声が、荷揚げの唄のように何ともいえず、哀しくひびいてくるのを背にしながら、守宮やもりのように板戸にりかかって聞いている時、いつも世の中は、時雨ふる日の、さびしく
随筆 寄席風俗 (新字新仮名) / 正岡容(著)