“七重”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ななえ66.7%
ななへ20.0%
なゝへ13.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
家族は七重ななえと申す妻とふたり残念ながらいまだ子にめぐまれておりません、もっとも右はすでに御奉行役所へ届け出たとおりでございます
薯粥 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
小竹ささのさやぐ霜夜しもよ七重ななへころもにませるろがはだはも 〔巻二十・四四三一〕 防人
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
我等は一の貴き城のほとりにつけり、七重なゝへの高壘これを圍み、一の美しき流れそのまはりをかたむ 一〇六—一〇八
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)