“一術”の読み方と例文
読み方割合
ひとて100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ははは、いやどうも、あの車がかりの一術ひとてには、織田、武田。……子供どころか、町中が大辟易だいへきえき。いつも取鎮とりしずめ役が、五つ、たしか五つと思います、年上の私でしてな。
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
が、あるいは鳥に対する隠形おんぎょう一術ひとてであろうも計られぬ。
神鷺之巻 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)