“一月寺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いちげつじ80.0%
ぼろんじ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遣場やりばのない視線をば追々に夏の日のさし込んで来る庭の方へ移したが、すると偶然垣根の外には大方一月寺いちげつじあたりから来る虚無僧こむそうであろう
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
月の出る時分になると、一人の子供が、一月寺いちげつじの門内から一人の坊さんを乗せた一頭の馬をき出すと
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「きょうは、一月寺ぼろんじ一節切ひとよぎりの会があるので、夕方まで売切れになっているということでございます」