“一屯”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひとたむろ50.0%
ひとむれ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひと頃の十分の一にも人手は減ったが、ふしぎな事には、その一屯ひとたむろの人数には、何の動揺も見えないのみでなく、かえって、孜々ししとして夕方も暗くなるまで働いている様子があった。
(新字新仮名) / 吉川英治(著)
粟生あわうの光明寺に、長州方の浪人隊が一屯ひとむれいるという。土民の話なので、しかとあてにならない気もしたが
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)