“でんれい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
伝令50.0%
電鈴50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八番打者、投手の星野ほしのが、先のほうを四分の一ほど黒くぬった愛用あいようのバットをさげて、バッターボックスへはいろうとした。だが、そのとき、伝令でんれいがきて、かれはベンチへよばれた。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
「おい、ポチ、お前は伝令でんれいが出来るね」
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)
と、英夫が叫んだとたんに、機械人間が、ぴたりと足をとめて、けたたましい電鈴でんれいがジリリリンと鳴りだした。
秘境の日輪旗 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
たちま電鈴でんれいり、發射框はつしやかううごいて、一分間ぷんかんに七十八魚形水雷ぎよけいすいらいは、あめごとく、あられごと發射はつしやせらるゝのである。