“げんか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
喧嘩38.3%
絃歌26.6%
言下21.3%
厳科4.3%
元嘉2.1%
元化2.1%
玄関2.1%
弦歌1.1%
現下1.1%
舷歌1.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例によって角造が飲み続けたあげく、おひさを芸妓屋へ売ろうと云いだし、そのためひどい夫婦喧嘩げんかになった、というのである。
落葉の隣り (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
夜更けの大川はさすがに鎭まり返つて、最早絃歌げんかあかりもなく、夜半過ぎの初秋の風が、サラサラと川波を立ててをります。
「もちろん事件だ」帆村は言下げんかに答えた。「わるくすると、われわれの想像できないような大事件かも知れない」
西湖の屍人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
わしが領主であっても、断乎だんことして、彼を厳科げんかしょし、四民の見せしめに、八ツ裂きにせずにはおかない。彼に、地をくぐすべがあれば、草の根を掻きわけても、引ッ捕えて磔刑はりつけにかける。
宮本武蔵:02 地の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宋の元嘉げんか元年に、建安けんあん郡の山賊百余人が郡内へ襲って来て、民家の財産や女たちを掠奪した。
華陀かだあざな元化げんか
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
私の記憶によると、町内のものがみんなして私の家を呼んで、玄関げんか玄関ととなえていた。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
到る処に白首しらくびの店が、押すな押すなで軒を並べて、弦歌げんかの声、湧くが如しだ。男も女も、老爺じじい若造わかぞうも、手拍子を揃えて歌っているんだ。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
もちろん物資愛護ぶっしあいごの叫ばれる現下げんかの国策に背馳はいちする行為ではあったが、しかし光枝の場合は、壊すための理由があった。
什器破壊業事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
上見て通れといましめた橋間はしま船の贅澤ぜいたくさは、眼を驚かすものがあつたのは當然として、それにおとらず兩岸の棧敷、涼みやぐらは、水面を壓する舷歌げんかと、嬌聲と、酒池肉林の狂態をきそひました。