“ラウ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:らう
語句割合
羅宇25.0%
羅烏25.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は健三から受取った半紙をいて小撚こよりこしらえた。それで二返も三返も羅宇ラウの中を掃除した。彼はこういう事をするのに最もれた人であった。健三は黙ってその手際を見ていた。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
寛永の増補本卷四もほゞ同じで、卷一江西の土産、卷二雲南の土産、卷三進羅の土産のうちにも散見する。同じ西川如見の四十二國人物圖説上卷羅烏ラウの條下にもある。
キセルの語源 (旧字旧仮名) / 新村出(著)
郎女イラツメ樣。御ラウじませ。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
東坡の詩によつて伝へられた此の句は、私のやうなものでも記憶してゐるから、長生して書物ばかり読んでゐた放翁が、ふとこんな事を見付けて居るのは、何も不思議はない。潘逍遥は名をラウと云ふ。