“ヒロ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ひろ
語句割合
16.7%
16.7%
16.7%
16.7%
16.7%
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今般左ノ者発起人ト相成、海運橋兜町カブトチョウオイテ、第一国立銀行ヲ創立シ、ヒロク事ヲ行ワントス。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
来年一杯以上かかる長い旅に踏み出したようなヒロ子という若い女(作品の中の)に勇気とよきタイプを祝って下さい。では又。
が花の 照りいまし が葉の ヒロりいますは 大君ろかも(同)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
犯人ホシは、いまのところ女だという予想ミコミなんで、懸命ガセイにその女の行衛アシドリヒロってるんだね。……結局
金狼 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
是をヒロむ間に、逃出でますを、猶追いしかば、亦た其右のみみづらに刺させる湯津津間櫛ユツツマグシを引き闕ぎて、投げ棄て給えば、乃ちタカムナなりき。是を抜き食む間に、逃げいでましき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
だから、物質の文化の進んでゐる彼等よりも、優れた神の道あり、之を与へヒロげよと言ふのであつて、当路の人を激励するものであらう。
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)