“ニュアンス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
色合い25.0%
陰影25.0%
気味合12.5%
色合12.5%
調子12.5%
陰翳12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
色合いニュアンスの怖ろしさではないだろうか。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
私がそれまで昔の恋人こいびとに対する一種の顧慮こりょから、その物語の裏側から、そしてただ、それによってその淡々たんたんとした物語に或る物悲しい陰影ニュアンスあたえるばかりで満足しようとしていた
美しい村 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
その息吹いぶきを呼吸し、同じ床に相並んで寝た二人の者のように、その心臓の音がじかに自分の心臓へ響くのを聞き、そのかすかなおののき、時間や季節や晴れ日や曇り日の無数の気味合ニュアンス
さういふこの世ならぬ色合ニュアンスのせゐか、私にはそのアスパラガスが、何んだか或る微妙な生物が面白半分にそんな野菜に變身してゐるやうな氣がし
プルウストの文体について (旧字旧仮名) / 堀辰雄(著)
そのさわがしい華やかさ、そのロンドンらしい「遵奉されたる蕪雑ぶざつさ」において、この「巷の詩」のもつ調子ニュアンスとすこしも変らないものを見出し得る町が
心理的陰翳ニュアンスを表現する語彙の豊かさとを必要とするものである。
二つの戯曲時代 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)