“アシカビ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:あしかび
語句割合
葦牙100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「日本書紀葦牙アシカビ」と言ふ本を天王寺の古本屋から見つけて来て、神代の神の名をすつかり諳誦してしまひました。まるで小さい語部カタリベの様な姿です。
新しい国語教育の方角 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
『古事記』は次に記して曰く、次に国ワカ浮脂ウキアブラの如くにして、海月なす漂える時に、葦牙アシカビの如く、あがれる物に因て、成りませる神の名は、宇麻志葦牙彦遅ウマシアシカビヒコヂ神、次に天之常立アメノトコタチ神。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)