“われめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
割目39.1%
破目30.4%
破隙8.7%
罅隙8.7%
罅裂4.3%
裂隙4.3%
4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にんじんは、爪で地べたをこすり、汚れた水に、こっちへ流れてこいという合図をし、深い石の割目われめを教えてやる。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
どこかに破目われめの入った鐘のとして、変に響くでしょうけれども、よく兄さんを心得た私には、かえって習慣的な言説よりはありがたかったのです。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
魚沼郡うをぬまこほり清水しみづ村のおくに山あり、高さ一里あまり、周囲めぐりも一里あまり也。山中すべて大小の破隙われめあるを以て山の名とす。
外のそばを見下せば、淋しく荒れた深い谿で、その底の岩には、許多の罅隙われめが這入つて居て、所々には崖から飛出した石もあり、夕陽の光線の屈折反射した末が僅にこれを照らして居ます。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)
我等はマーレボルジェなる次の罅裂われめと次の空しき歎きを見んとてとゞまれり、我見しにこの處あやしく暗かりき 四—六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
善き師は我をかのはぎにて歎けるものゝ罅裂われめあるところに着かしむるまでその腰よりおろすことなかりき 四三—四五
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ひくきしたがつて今来りたる方へ乗下のりくだりたるに、一束いつそくの柴雪車よりまろおち、谷をうづめたる雪の裂隙われめにはさまり(凍りし雪陽気を得て裂る事常也)たるゆゑ
足にふむ力なきゆゑおのれがちからにおのれからだ転倒ひきくらかへし、雪の裂隙われめよりはるかの谷底へおちいりけるが、雪の上をすべり落たるゆゑさいはひきずはうけず、しばしは夢のやう也しがやう/\に心付
我等近づき、一の場所にいたれるとき、さきにわが目に壁を分つわれめに似たる一のひまありとみえしところに 七三—七五
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)