“わいろ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ワイロ
語句割合
賄賂98.8%
贈賄1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黄吏部は典獄に賄賂わいろをおくって周に飲食をさせないようにした。そこで典獄は周の弟が食物を持って来ても入れることを許さなかった。
成仙 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
こもごもに嘆願した上、船中から携えてきた南方の佳酒やら珍味を取り出して、まず番将へ賄賂わいろすると、吟味もにわかに柔らいで
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これも仕方がないのだろう、贈賄わいろという風習はな。……長崎奉行が二千両、御目附が一千両と、相場さえ立っているのだからな。……贈った方が得なんだからな。……贈賄をする。役にありつく。
十二神貝十郎手柄話 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)