“よりつき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
寄付75.0%
寄着25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寄付よりつきの四畳半には長火鉢や箪笥や茶箪笥が列んでいて、奥の六畳が稽古場になっているらしく、そこには稽古用の本箱や三味線が置いてあった。
半七捕物帳:08 帯取りの池 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
彌次馬やじうまなんざ、こんな不景氣ふけいきな、張合はりあひのないところには寄着よりつきはしないので、むらがつてるもののおほくはみなこのあたりの廣場ひろばでもつて、びしよ/\あめだからたこ引摺ひきずつてた小兒等こどもらで。
迷子 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)