“ようりつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
擁立100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(一)王水険博士おうすいけんはかせ擁立ようりつし、金博士を牽制けんせいするとともに、必要に応じて、金博士をおびき出すこと。
そこで彼等は天皇の擁立ようりつを自分勝手にやりながら、天皇の前にぬかずき、自分がぬかずくことによって天皇の尊厳を人民に強要し、その尊厳を利用して号令していた。
堕落論〔続堕落論〕 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
信長入洛じゅらくの事、聞き及ぶが如く也。将軍を擁立ようりつし、四民を欺瞞ぎまんせんとするも、政事まつりごとわたくしし、その暴虐ぼうぎゃくぶりは、日をうておおがたいものがある。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)