“ゆうあかり”の漢字の書き方と例文
語句割合
夕明100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雨も小降こぶりになり、やがて止んだ。暮れたと思うた日は、生白なまじろ夕明ゆうあかりになった。調布の町では、道の真中まんなかに五六人立って何かガヤ/\云いながらを見て居る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
梢に残った夕日が消えて、樺色かばいろの雲が一つ波立たぬ海の様な空に浮いて居る。夏の夕明ゆうあかりは永い。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)