“やゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
也有78.6%
夜遊21.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
近世の口碑こうひにおいては筑紫つくしの人旅に死し、その霊化して蝉となってツクシコイシと啼くと、也有やゆうの「百虫賦ひゃくちゅうふ」にはあるそうな。その筑紫方面の聴き様もそれと近く、いずれも寒蝉を
 也有やゆうは狂文を以て名高し。故にその作句数千、十中の八、九は狂体もしくはしやれ滑稽に属するものなり。しかれどもこの句の如く諧謔かいぎゃくのはなはだしきものは他に多く類を見ず。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
将軍の夜遊やゆうのむかし千人のつどひし園にたまれる楡銭ゆせん