“やまずまい”の漢字の書き方と例文
語句割合
山住居100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だから百姓弥之助の建物のある地盤から見ると「ここは高原の感じがする、山を下に見る」といって山住居やまずまいをしていた或る学者が来て、不思議そうに眺めたことがある。
まして、菩提山ぼだいさんの城にいては深窓の姫として育てられ、自分と山住居やまずまいしてからは、世間の表裏も知らない深山みやま処女おとめである。こんな話でさえすぐ涙をうかべる妹である。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「奈良から追われた牢人だよ。この先へ行くと、山住居やまずまいしてたくさんいるぜ」
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)