“やといぬし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雇主57.1%
傭主42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで夏冬の仕着しきせ雇主やといぬしより与える物でございます。
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
翌日、もう日吉は、次の雇主やといぬしの所へ行っていた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それが済むと、帆村たちは箱型トラックの中に手をって入れられた。扉がぴちんとしまって、中から鍵がかかる。誰か一人、傭主やといぬしの側の番人が乗りこんでゆくらしい。誰も物を云う者がない。
東京要塞 (新字新仮名) / 海野十三(著)