“もとゐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:モトヰ
語句割合
88.9%
原因5.6%
基礎5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
持ち長兵衞方へゆき五百兩かりて歸りけるがお常は此金このきんいりしより又々はなすがをしくなりし事まことに白子屋滅亡めつばうもとゐとこそは知られけれさて何をがな又七が落度おちど
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
思ひ附てもき母がいきをりなばさぞさぞ悦ぶならんと今日迄も樂しみ居たる甲斐もなく忽地たちまちことわるとの變改へんがい如何なる事に原因もとゐ候や知らねど一度約束して結納ゆひなふまでも取かはせしにかく言來る所を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しつかりした基礎もとゐのないこの新しい劇團は、うこれで凡が滅びてしまふ運命を持つてゐた。
木乃伊の口紅 (旧字旧仮名) / 田村俊子(著)