“もうしわけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
申訳91.2%
申訣3.5%
分疏1.8%
弁解1.8%
申分1.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「けれども私もすこし考えが御座いましたので、甥に筆をらせましてあのような手紙を差し上げさせましたので……まことに申訳もうしわけ……」
あやかしの鼓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
……が、お前はそれに就いては全然沈黙を守っており、これまではほんの申訣もうしわけのように書いてよこした端書はがきの便りさえそのとききり書いてよこさなくなってしまった。
菜穂子 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
実に分疏もうしわけがございません。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
貴君あなたは私の恩人だ、これはあいすまんことをした弁解もうしわけがない」
荷花公主 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
早く帰らないと申分もうしわけない。
空襲警報 (新字新仮名) / 海野十三(著)