“むしゃだま”の漢字の書き方と例文
語句割合
武者溜100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また、右手の東詰ひがしづめには、平相国清盛へいしょうこくきよもりどのの、西八条の館があったのですが、荒れ果てているさまを見ると、今は、誰の武者溜むしゃだまりになっておりますことやら
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その夜明けの微光が、詰所つめしょ武者溜むしゃだまり、狭間廊下はざまろうかうまやの隅々にまでこぼれ渡った頃にはもう
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
武者溜むしゃだまりとよぶ望楼下の大床の間に床几しょうぎをすえて、次々に来る、吹上ふきあげの報告を待っています。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)