“みなもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミナモト
語句割合
84.0%
水源11.1%
源泉2.5%
1.2%
泉源1.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪水せつすゐ江河かうがみなもとやしなふなど、此外つまびらかにいはゞなほあるべし。是をおもへば天地の万物すつべきものはあるべからず、たゞすつべきは人悪じんあくのみ。
あるいはあざけり、あるいはののしり、中にゃ独言ひとりごとを云うのも交って、人を憤り世を呪詛のろった声で、見ろ、見ろ、なんじ等、水源みなもとの秘密を解せず、灌漑かんがいの恩を謝せず、名を知らず
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
燃火ともしびのごとき』(つまり教会のごときだ)大いなる星が『水の源泉みなもとに落ちて水は苦くなりぬ』
と。(二三)れいくだすこと流水りうすゐみなもとごとく、民心みんしんしたがはしむ。ゆゑ(二四)ろんひくうしておこなやすし。
◯十六節には「なんじ海の泉源みなもとに至りしことありや、淵の底を歩みしことありや」
ヨブ記講演 (新字新仮名) / 内村鑑三(著)