“ぼくし”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ボクシ
語句割合
牧師45.8%
牧之37.5%
墨子8.3%
墨使4.2%
朴氏4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あるひはまた廷臣ていしんはなうへはしる、と叙任ぢょにん嗅出かぎだゆめる、あるひは獻納豚をさめぶた尻尾しっぽ牧師ぼくしはなこそぐると、ばうずめ、寺領じりゃうえたとる。
千七百七十年正月七日越後の国塩沢に生れた鈴木牧之ぼくしが天保年間にあらわした『北越雪譜』は、雪に関する考察と雪国の生活とを書いた書物として有名であり
(新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
御聞き及びも候わん、堀江克之助と申す水戸の豪士あり、羽倉の三至録に久保善助とあるはこの人なり。丁巳ていし墨使ぼくし登営の節、信田、蓮田と共に墨使を討たんことを謀る。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
余が苦心せし墨使ぼくし応接、航海雄略等の論、一も書載せず。ただ数箇所、開港の事をほどよく申べて、国力充実の後打攘しかるべしなど、わが心にも非ざる迂腐うふの論を書付けて口書とす。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
起される迄もない事であると心では可笑をかしく思つて居た。同室の人は是も頼んであつたボオイに起されて夜明の四時頃に降りて行つた。莫斯科のグルクスの停車場には朝鮮人の朴氏ぼくしが來て居て呉れた。
巴里まで (旧字旧仮名) / 与謝野晶子(著)