“ほしな”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
保科52.6%
干菜31.6%
乾菜10.5%
干葉5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「だがほかに人がいないわけではあるまい」と安芸が云った、「将軍家補佐として保科ほしな正之まさゆき)侯もおり、川越の侍従(松平信綱)もおられる筈だ」
うちへ入ると、通し庭の壁側かべぎはに据ゑた小形のへつつひの前に小さくしやがんで、干菜ほしなでも煮るらしく、鍋の下を焚いてゐた母親が
足跡 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
○此地の人、上食はあはひえ小豆をもまぜくらふ。下食は粟糠あはぬかひえ乾菜ほしななどまじえて喰ふ、又とちしよくとす。
上置うはおき干葉ほしなきざむもうはの空 野坡やは
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)