“ほうたいこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
豊太閤90.9%
方大洪9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
名物ものと言っても、それは祖先のたれ某公が朝鮮役の功労で豊太閤ほうたいこうから貰ったという由緒付きのもの。
豊太閤ほうたいこう朝鮮ちょうせんを攻めてから、朝鮮と日本との間には往来が全く絶えていたのに、宗対馬守義智そうつしまのかみよしとし徳川とくがわ家のむねけてきもいりをして、慶長けいちょう九年のれに、松雲孫しょううんそん文※ぶんいく
佐橋甚五郎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
兵を発して少林寺を焼く、蔡徳忠さいとくちゅう方大洪ほうたいこう馬超興ばちょうこう胡徳帝ことくてい李式開りしきかいの五人の僧、兵燹へいせんをのがれて諸国を流浪し同志を語らい復讐に努む。すなわち清朝を仆さんとするなり。
銅銭会事変 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)