“豊太閤”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうたいこう90.9%
ほうたいかふ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清吉さんがお勤めのお店にはご身代にも替えがたい品で、昔豊太閤ほうたいこう様から拝領しなましたとかいう唐来の香箱なのでござります。
歴山アレキサンダー王、ナポレオンの功業を察し、ニウトン、ワット、アダム・スミスの学識を想像すれば、海外に豊太閤ほうたいこうなきに非ず、物徂徠ぶつそらいも誠に東海の一小先生のみ。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
京都の桂離宮は小堀遠州が豊太閤ほうたいかふに頼まれて、一世一代の積りで拵へた名園だが、ずつとのちになつて遠州の孫がその結構を見に庭へ入つた事があつた。