“ぶつ/\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
呟々50.0%
憤々50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝飯の準備が今漸々よう/\出來たところと見えて、茶碗や皿を食卓に竝べる音が聞える。無精者の細君は何やら呟々ぶつ/\子供を叱つてゐた。
足跡 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
ひどい亜米利加嫌ひで、亜米利加のものとさへ言へば、何一つい顔を見せなかつたが、その日も家々の窓からぶら下つた米国の国旗を見ると、すぐ顔を歪めた。そして憤々ぶつ/\してつれの女をふり向いた。