“ふみごこち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
踏心地80.0%
蹈心地20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
台場だいば停車場ステエションから半道はんみちばかり、今朝けさこの原へかゝつた時は、脚絆きゃはんひも緊乎しっかりと、草鞋わらじもさツ/\と新しい踏心地ふみごこち、一面に霧のかゝつたのも、味方の狼煙のろしのやうにいさましく踏込ふみこむと、さあ、ひとひと
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
踏心地ふみごこちやわらかく小石ひとつあらずなりぬ。
竜潭譚 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
何里歩行あるいたとも分らぬ気がして、一まわり、足をって、手探りに遥々はるばると渡って来ますと、一歩上へ浮いてつく、その、その蹈心地ふみごこち
菊あわせ (新字新仮名) / 泉鏡花(著)