“ふまん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
不満50.0%
不滿50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『ではわたくしなどはいたずらくるしみ、不満ふまんならし、人間にんげん卑劣ひれつおどろいたりばかりしていますから、白痴はくちだと有仰おっしゃるのでしょう。』
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
咲耶子さくやこ竹童ちくどうは、じぶんたちに指図さしずのないのを、やや不満ふまんに思って、おなじように身じたくをしようとしながら
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うね、うたはういわ、萬望どうぞ海龜うみがめの』とあいちやんが熱心ねつしんこたへました、グリフォンはすこぶ不滿ふまんさうに、『フム!面白おもしろくでもない!「海龜うみがめ肉汁スープ」なんぞ、なん老耄奴おいぼれめが?』
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
すこ寫眞しやしんの※が分りかけて來たわたしにはとても不滿ふまんでたまらない程度ていどのものだつた。