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ふてぎわ
ふりがな文庫
“ふてぎわ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
不手際
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不手際
(逆引き)
たまたま今度
渦
(
うず
)
の中に巻き込まれた事件が、破談になるのは避け難いとしても、自分の
不手際
(
ふてぎわ
)
もあって関係者に気まずい思いを残すことになり、そうしてそれが
細雪:01 上巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
放つ矢のあたらぬはこちらの
不手際
(
ふてぎわ
)
である。あたったのに
手答
(
てごたえ
)
もなく
装
(
よそお
)
わるるは
不器量
(
ふきりょう
)
である。女は不手際よりは不器量を無念に思う。藤尾はちょっと下唇を
噛
(
か
)
んだ。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
……そちこち
御註文
(
ごちゅうもん
)
の時刻でございますから、何か、
不手際
(
ふてぎわ
)
なものでも見繕って差し上げます。
眉かくしの霊
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
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