“ふくも”の漢字の書き方と例文
語句割合
服喪100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十二とき(一昼夜)の御別行ごべつぎょう服喪ふくも)だけでも、このさい過分至極なのに、もしお体にでもさわっては一大事ですし、また、陣中どことなく銷沈しょうちんのていにもござります。
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「……はてな」と見まわして「服喪ふくもは一年、先代貞氏さだうじなら、もう明けているはずだが」
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『御主君の服喪ふくもにある其許そこもとに、こう酌いだら、悪かろうな、よそうか』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)