“はねかえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
刎返45.5%
跳返22.7%
撥返22.7%
弾反4.5%
弾返4.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この間まで丸で朝鮮人見たような奴が、恐ろしい権幕をもって呉れる物を刎返はねかえして、伯夷はくい叔斉しゅくせいのような高潔の士人に変化へんかしたとは、何と激変ではあるまいか。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
せたひとももほどもある腕をもっている体格の、腕力の強い母親だった。ドサリと背中へ乗りかけられてしまうと、跳返はねかえすことなどは出来なかった。
此処こゝへ大橋の方から前橋まえばし松屋新兵衞まつやしんべえが駈付けてまいりましたが、人ごみで少しも歩けませぬ、突退つきの撥返はねかえし、あるいは打たれ或はたゝかれ、転がるように駈出しましたが
後の業平文治 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
というと研屋とぎやの五助、わめいて、むッくとね起きる。炬燵の向うにころりとせ、貧乏徳利を枕にして寝そべっていた鏡研かがみとぎの作平、もやい蒲団ぶとん弾反はねかえされて寝惚声ねぼげごえ
註文帳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そうした不用意の誘惑から来た男の誘惑を、弾返はねかえすだけの意地が、自分になかったことが悲しまれた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)