“はちまんやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
八幡山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
千歳村は以上三のあざの外、船橋ふなばし廻沢めぐりさわ八幡山はちまんやま烏山からすやま給田きゅうでんの五字を有ち、最後の二つは甲州街道にい、余は何れも街道の南北一里余の間にあり、粕谷が丁度中央で
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
午後の散歩に一家打連うちつれて八幡山はちまんやま北沢間きたざわかん田圃たんぼに往った。紫雲英れんげそうの花盛りである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
自然薯じねんじょでも掘るのですかい、と通りかゝりの婆さんがきいたら、何とも返事しなかった。程経てまた通ると、先の男女はまだ其処そこに居た。其前八幡山はちまんやまの畑の辺をまご/\して居たそうである。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)