“ぬきあしさしあし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
抜足差足80.0%
拔足差足20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
直行はたたずみて様子をうかがひゐたり。抜足差足ぬきあしさしあし忍びきたれる妻は、後より小声に呼びて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
往来の人達は、何かえたいの知れぬ不幸を予感しているとでもいった風に、抜足差足ぬきあしさしあしで歩いているかと見えた。音というものが無かった。死んだ様な静寂が、其辺そのへん一帯を覆っていた。
恐ろしき錯誤 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
胴卷どうまきに入れてしつか懷中くわいちうにてしばり夫れより又土藏へ忍び入り質物しちものの中にていづれも金目なる小袖類を盜みとり風呂敷ふろしきに包みて背負せおひ傍邊かたへに在りし鮫鞘さめざやの脇差を腰にぶつこみ猶又拔足差足ぬきあしさしあし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)