“にげんきん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
二絃琴77.8%
二弦琴22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二絃琴にげんきんで語りものをうたう、旅の者ではあるが、暫く滞在しているし、客の評判もよいということであった。
その時分、好事家こうずかの間から、ようやく一般的に流行しかけて来た、東流あずまりゅう二絃琴にげんきんのお師匠さんだったからだ。
根津ねず大観音だいかんのんに近く、金田夫人の家や二弦琴にげんきんの師匠や車宿や、ないし落雲館らくうんかん中学などと、いずれも『吾輩わがはいねこである』の編中でなじみ越しの家々の間に
僕の昔 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「とうとうお目出度めでたくなったそうだな、ほら、あの槙町まきちょう二弦琴にげんきん師匠ししょうも。……」
少年 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)