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なまびょうほう
ふりがな文庫
“なまびょうほう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
生兵法
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生兵法
(逆引き)
戦争の要領を覚えたツモリでも、新手を打つのを天才といって、
生兵法
(
なまびょうほう
)
は
大怪我
(
おおけが
)
の元という通りだ。習い覚えた要領も、次の戦争のドサクサには役に立ちそうもないらしいや。
武者ぶるい論
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
嫁か娘か二十三、四の美人がいて、
薙刀
(
なぎなた
)
と鎖鎌を使う。飛入りは非番巡査や近所の若者、または他の道場の
生兵法
(
なまびょうほう
)
連中、三番抜きに手拭一本の褒美を無二の光栄として汗だくの奮闘。
明治世相百話
(新字新仮名)
/
山本笑月
(著)
町人どもが
生兵法
(
なまびょうほう
)
にわれを生け捕るなどと企てると、思わぬ不覚をとるぞよと暗に戒めたものらしく、その用意周到なる点がどう考えても貧しい職人風情の知恵ばかりとは思われず
探偵夜話
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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