“なげだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
投出84.4%
抛出13.3%
擲出2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欣〻にこにことして投出なげだす、受取る方も、ハッ五万円、先ずこれ位のものをお納めして置きますればわたくしも鼻が高うございますると欣〻にこにこして受取る。
骨董 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
少女の挽物細工ひきものさいくなどかごに入れてりに来るあり。このお辰まだ十二三なれば、われに百円づつみ抛出なげださするうれいもなからん。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そとはいいて二百文を擲出なげだあたうれば、味噌もなしこんずもなしという。また五十文を与う。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)