“としぐれ”の漢字の書き方と例文
語句割合
年暮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外はもう年暮としぐれの景色であった。赤い旗や紅提灯べにぢょうちんに景気をつけはじめた忙しい町のなかを、お島は込合う電車に乗って、伯母の近所の質屋の方へと心がかれた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)