“てつぽう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鐵砲71.4%
鉄胞14.3%
鳥銃14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これよとおほせらる、一しきりおはりての午後ひるすぎ、おちやぐわしやまかつめば大皿おほさら鐵砲てつぽうまき分捕次第ぶんどりしだい沙汰さたありて、奧樣おくさま暫時しばしのほど二かい小間こまづかれをやすたま
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
中にも北山にて鹿狩のめとて、国々より弓鉄胞てつぽうの者を選びすぐり、数萬に及び召し上せられ候、是は全く狩くらの御為めならず、御謀叛むほんとこそ見えて候へ、対面にて申したく候へども
聞書抄:第二盲目物語 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
かれは栗鼠狩りすがりといふ道楽に引かれて来たので、かれの放つた鳥銃てつぽうの音を反射する谺響こだまは、また一たびこの無人境の寂しさを破りました。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)