“ていぶる”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:テイブル
語句割合
卓子75.0%
16.7%
小卓8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そこだ!」と海野は一喝して、はたと卓子ていぶるを一うちせり。かかりしあいだ他の軍夫は、しばしば同情の意を表して、舌者の声を打消すばかり、熱罵ねつばを極めて威嚇いかくしつ。
海城発電 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ていぶるの上にはカンナの花が鉢植になつて置かれてあつたが、その毒々しい赤い色がわるくかれ等の眼を刺戟した。
浴室 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
其証拠とも云うきは寝床の用意既に整い、寝巻及び肌着ともに寝台のわきいだしあり枕頭まくらもとなる小卓ていぶるの上には寝際ねぎわのまん為なるべく
血の文字 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)