“づと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
土産50.0%
25.0%
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二五七土産づと必ず待ちこひ奉るといふを、そはあゆみなんこそ病も苦しからめ。二五八車こそもたらね、いかにもいかにも土は踏ませまゐらせじ。
わらづとに巻いてある鉢だの皿だのは、くずれ落ちて粉々に砕けたし、日吉の体も、手車と一緒によろめいた。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして葭簀越よしずごしにも軽くにおわせる仙女香せんじょこうかおりと共に、髪はさがづと糸巻いとまきくずし、銀胸ぎんむね黄楊つげくしをさし、団十郎縞だんじゅうろうじまの中に丁子車ちょうじぐるまを入れた中形ちゅうがた浴衣ゆかたも涼しげに
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)