“つッこ”の漢字の書き方と例文
語句割合
突込100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あの、樹の下の、暗え中へ頭突込つッこんだと思わっせえまし、お前様、苦虫の親仁おやじ年効としがいもねえ、新造子しんぞっこが抱着かれたように、キャアと云うだ。
草迷宮 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「何か、直ぐに連れてここへ来る手筈てはずじゃった、猿は、留木とまりぎから落ちて縁の下へ半分身体からだ突込つッこんで、斃死くたばっていたげに云う……嘘でないな。」
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と云われてまご/\して彼方あっちぶッつかり、此方こっちへ突当って滑ったり、たらいの中へ足を突込つッこんで尻もちをつくやら大騒ぎで
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)